自分たちとともに成長していく、パーソナルなショップを
CANALIZE meets Kosuke Ando & Koyou Ando | Hooked vintage

2017.06.27

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――おふたりの経歴からうかがいたいのですが、ジャンティークにはどれくらいいらっしゃいましたか。

安藤公祐(以下、公祐)「12年くらいですね。最終的に、僕は家具のバイイングを、妻はレディースのバイイングを担当していました」

安藤小葉(以下、小葉)「もともと家具や洋服を勉強していたわけではないんです。宮城県石巻市の出身なんですが、古着のお店が多くある地域だったので、中学生くらいから自然と古着に興味を持って」

公祐「僕らは中学校からの同級生なんです」

小葉「でも、最初はお互いに苦手な存在で(笑)」

公祐「そのまま僕は男子高に行き、妻は女子高に行きましたが、その頃からの付き合いになりますね」

――お付き合いのきっかけは、やはり古着ですか?

公祐「いいえ。僕はそれほど洋服が好きでもなかったので。いまも、ですけど(笑)」

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小葉「お互いに買い物が好きで、そこは共通していました。私も服が好きというより、ファッションと装いと、古いものが好きだったんです。家具でも服でもデザインを見ると、原型はどれだろうという考え方になるんですよ。この80’sのアイテムのアイデアソースは40’sだろうとか、そういう目線で見ていくのが好きです」

公祐「だんだんそうなっていきましたね。当時はいまよりさらに情報のない時代でしたから」

小葉「そのあと同じタイミングで東京に出てきました」

公祐「ジャンティークで働き出したのも同じタイミングです。もともと姉夫婦が始めたお店なので」

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小葉「それを手伝う形で入りました。古いものをより好きになったのは、内田さん(斉さん、文郁さんご夫婦)に教えてもらえたことが大きいですね」

――ジャンティークで働きながら、いつかは自分たちでお店を持ちたいという気持ちがあったんでしょうか。

小葉「働いている間は必死で、そこまで考えてはいませんでした。しっかり協力してやっていかないと、あの規模のお店は回らないので、それどころではなかったというか。もしできたら楽しそうという思いはありましたけど。きちんと自分たちのお店をやろうと考えたのは、去年の年末くらいです。本当に何の計画もしていなかったから、彼はびっくりしていましたね。でも、こういう性格だから仕方ないと(笑)」

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Photo_MURAKEN
Text_Yusuke Matsuyama

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