食とモノ作りが広げる、ニューヨークの新たな絆
CANALIZE meets Takeshi & Mai | 家具デザイナー 宮川 剛 楽膳家 塩山 舞

2018.12.05

2人でのニューヨーク暮らし

 

—ニューヨークではどのような生活を?

 

宮川:4月に舞さんがニューヨークに来た頃は、朝僕が部屋から歩いて30分ほどのグリーンポイントの工房に行き、昼過ぎに舞さんがやってきて、2人で夜中まで僕の工房にいたりしてましたね。

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塩山:剛さんは、朝何かに追い立てられるように、大慌てで家を出て行くんですよ。本人曰く「仕事がしたくてしょうがない。」ということのようなんですが。

 

宮川:たいてい工房のそばの、日本人が経営するASH BOXというコーヒースタンドに行き、コーヒー、ベーグルを頼みますね。

 

塩山:剛さんの大好きな場所ですね。そこで、その日1日の自分の仕事の段取りを組み立てたり、アイデアを練ったりしてるようですよ。

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【宮川さんのグリーンポイントのスタジオ】

 

—宮川さんのお仕事のペースは?

 

宮川:家具のデザインを描くのは1週間くらいでしょうか。それから小さな模型を作りプレゼンをします。OKをいただいたら、2mくらいのダイニングテーブルなら10日ほどで作りますね。木は僕の工房で全てコントロールできるのですが、鉄、ステンレス、陶器などの素材については、同じビル(Greenpoint Manufacturing and Design Center)に様々なものづくりのスタジオが入っているので、彼らと相談してプロジェクトを進めることができます。

 

塩山:ひとつのビルの中に、モノ作りを生業とした様々な個性を持つ人々が集まってる感じよね。

 

宮川:Greenpoint Manufacturing and Design Center(GMDC)は、モノ作りをする人を支援する機関なので、家賃も周りに比べて割安で。ウェイティングリストがあるくらい人気で、今は中々入居するのが難しい状況ですね。

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—塩山さんは生活の拠点を移されていかがでしたか?

 

塩山:しばらく2人の時間をのんびりと過ごし、6月の私の誕生日の日に入籍をして、グリーンカードを申請し、永住権を獲得して。最初は「楽っていいな」なんて自由を満喫していたのですが、しばらくするとホームシックなのでしょうか、寂しくなったり、もやもやとした気持ちになってきて、「料理がしたい!」、「働きたい!」そんな思いが湧き上がってきて。まずは剛さんの『THINK SMALL』という、近代アートがどんどん巨大化している“the bigger the better”というトレンドとは対極のコンセプトの展示会で、色とりどりの観て楽しい、食べて美味しい、「華のライスボール」をイメージしたデコレーションを即興で作りました。

 

宮川:味覚的にも、ビジュアル的にもインパクトが強い料理で、展示会に来た人の中には、僕の作品だけでなく、舞さんのフードにも興味を持った人も多かったようですね。

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【NYの人々も魅了する塩山さんの料理】

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Interview & Text YASUSHI FUJIO
Photo MOTOYA SAHARA

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