作家との対話が、なにかしらの未来に繋がる
CANALIZEWISE | pragmata gallery

2017.06.05

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ギャラリーの運営もあるため、なかなか遠出は難しいものの、ペトロスさんは東京近郊のギャラリーを巡っては気になる作家をピックアップしている。ここ数年は、秋に長野県の松本で行われるクラフトフェアにも足を運んでいるそう。

船越保氏も、ギャラリーを巡っていた際に作品を見かけたことをきっかけに展示を行ったひとり。とくにこの炭化焼成の黒い焼き物のシリーズがペトロスさんの心を掴み、『プラグマタ ギャラリー』での個展開催に至った。

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「新しいことをアピールしたがる人は多いけれど、新しさや、見たことがない、というものより、作品そのものに自分の力がちゃんとのっていて、メッセージがあるものがいい。それが私にとって面白いもので、好みに合う楽しい作品です」(ペトロスさん)

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作家と作品を熱心に見つめぬいた展示スタイルに惹かれ、若い作家が自ら作品を見せにくることもあるという。現在ギャラリーが繋がっている35人ほどの作家のうち、3~4人は持ち込みがきっかけで展示が実現した。

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「このギャラリーは、私がどうしてこの作家を好きか、それを説明する場。私が好きなものを、訪れる人も同じように好きだったらいいな、と思います。それが私のスタイル。そして誰もが、ものを買ったら今度はそれを家に持ち帰って自分のスタイルに取り入れる。そういうスペースでありたいし、これからもそうしていきたいです」(ペトロスさん)

作家の作品を目当てに訪れた人は、「今まで見てきた作品と、同じじゃないように見える」と驚かれることもあるそう。

“そもそも、人が深く考えてつくっているものが好き”というペトロスさんの作品に対する洞察、そこから新しい面を引き出して表現される展示。そんなギャラリストとの出会いは“モノ”にとって最高の幸福であり、モノ冥利に尽きるのではないだろうか。

Fin.

 

※画像内の器はすべて、過去(2017年4/14〜4/23)に開催した船越保 個展『Thermal Black』の展示作品です。

SHOP DATA

東京都中央区八丁堀2丁目3−3−3F

03-3297-6011

営業時間 12:00〜19:00

定休日 月曜日

http://www.pragmata-gallery.com/

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Photo_MURAKEN

Text_Kumiko Ishizuka

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