人の心を、社会を動かす、ファッションという魔法に導かれて。
CANALIZE meets Michiko Nakayama|ファッションデザイナー 中山路子

2020.02.27

 

—ファッションを意識したきっかけは憶えていらっしゃいますか?

 

制服とジャージでことが足りるような、そのまま一般企業のOLになると漠然と思っているような、ファッションとは縁遠い学生だったのですが、ある日友人に銀座での買い物に誘われて。

 

様々なブランドやショップを周り、試着をしたり様々なアイテムに触れているうちに、自分が変身するような違う自分に導かれていくような感覚に魅了されて、ファッションという世界に強い憧れを持つようになりました。

 

それからは紀伊国屋や古本屋で海外版のVOGUEやハイファッション等のファッション誌を見るようになり。そこで気づいたのが、アイテム、スタイリングの写真や特集のメッセージを通して、政治だったりアートだったり時代やスタイル等々、社会で起きている様々な事象を、時にリアルに時に美しく、研ぎ澄ました形で表現できるというファッションの奥行きの深さで、ますますその世界に自分も関わっていきたいと思いました。

nakayama4

 

—それからご自身のブランドを設立されたのですか?

 

大学2年生のとき、夜間のファッション専門学校にも通い始めました。そこで様々な人たちと接したり専門的な事を学んだりしているうちに、さらにファッションを学びたい思いが強くなり。両親も認めてくれて、転学してファッションの学校一本に絞りました。

 

卒業して、大手のアパレル会社でデザイナーのアシスタントという仕事に就きました。そこで知り合った人と二人で、最初は「週末の遊び」のような感覚で自分たちの好きなものを作るブランドを始めて。パートナーはコンセプトメイキングが上手な人で、その筋道に対して自分なりに具体的なデザインを提案したりして作品を形にして行きました。

 

活動を続けてゆく中で、お互いでやりたいことが少しずつ変化したこともあり、このプロジェクトは解散することにしました。しばらくは何もする気にならなかったのですが、周りの方々から、「一度作ることを止めると、次に作ることが難しくなる」、そんなアスリートの身体感覚の劣化とも通じる状況になる、とアドバイスを受け。その言葉に後押しをされるように自分のブランド『MUVEIL(ミュベール)』をスタートさせました。

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【東京・青山、骨董通り至近でありながら、落ち着いた雰囲気のエリアにある旗艦店ギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)。】

 

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Interview & Text YASUSHI FUJIO
Photo MOTOYA SAHARA

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